ふるさと熱電マガジン

独自の事業モデル
“わいたモデル”

“わいたモデル”とは

熊本県小国町わいた地区で生まれた、
地域住民が主体的に関わる地域共生型の
地熱発電モデルです。

ふるさと熱電株式会社の地熱発電事業を中心とした循環型モデルの図。地熱発電事業で得たエネルギーを企業や電力会社に提供し、温泉資源の維持・管理や地域のまちづくりへ還元。地域住民とパートナーシップを結び、持続可能な地域づくりを支援。事業収益を投資し、再び地域へと資金を循環させる仕組みを示している。

わいた地区の歴史

  • 1900年代
    大手事業者が地熱発電を計画。
    しかし、「温泉資源の枯渇」等の懸念により
    住民が賛成派・慎重派へ分かれてしまう。
    結果、700年続く「岳の湯盆踊り」が途絶える危機に。
  • 2000年代
    若者が町を出て高齢化が進み、
    地区の存続が懸念されるようになる。
  • 2011年
    ふるさと熱電の参画。
    地域住民が合同会社わいた会を結成。
    合同会社わいた会と
    ふるさと熱電で地熱開発に着手。
  • 2015年
    わいた第1地熱発電所の商用運転が開始。
    2手に分かれていた住民が1つとなり、
    「岳の湯盆踊り」が復活
岳の湯盆踊りの様子

地域と共生するための
取り組み

  1. 01 環境モニタリングの実施

    自動観測および現地調査を行い、
    月に一度対面で報告を行う。

  2. 02 住民とのコミュニケーション

    運営状況や開発の進捗報告、
    売電収益の活用方法についての会議を実施。

  3. 03 地域の文化継承をサポート

    700年の歴史を持つ岳の湯盆踊りなどの
    伝統行事や、水路や里道の清掃活動に
    参加し、里山の景観保全に取り組む。

わいたモデルによる
まちづくり

地域の目指す「地域づくり」に
資金を充てることができる

地熱発電事業
売電して得た収益

持続可能な地域づくりへ還元

建物を改修して
交流拠点を整備したい
子どもたちに
SDGs研修や
送迎バスを
寄贈したい
地熱を活用した
生業や
ビシネスを
創りたい

地元が大切にしてきた権利が
守られるまま、発電事業ができる

土地などの権利を保全

住民が主導となることで

住み慣れた環境を守り開発

売電収益を使ったまちづくりを、
住民主体で決めることができ、
ふるさと熱電がまちづくりを
サポートさせていただく。

当社実績

(開発中含む)※2024年8月時点
日本地図と発電所の場所
わいた第1地熱発電所 写真

わいた第1地熱発電所

所在地
熊本県阿蘇郡小国町
事業主体
合同会社わいた会(地元住民)
発電出力
1,995kW
運転開始
2015年7月
わいた第2地熱発電所(建設中) 写真

わいた第2地熱発電所(建設中)

所在地
熊本県阿蘇郡小国町
事業主体
合同会社わいた会(地元住民)
発電出力
4,995kW
運転開始
2026年3月予定
弟子屈地熱発電所(開発中) 写真

弟子屈地熱発電所(開発中)

所在地
北海道弟子屈町
事業主体
T-GEC(地元住民)弟子屈町
発電出力
未定
運転開始
未定

わいたモデル各地へ展開中

わいたモデルの展望

企業 ←→ ふるさと熱電株式会社 ←→ 住民

幅広い企業や人の参画による
共創型のまちづくりを行い

日本地図

わいたモデルの全国展開を
目指しています!

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