ふるさと熱電マガジン

地熱発電とは?

  • 「地熱」とは

    「地熱」とは

    地熱とは、地中の深い部分にある高温の熱エネルギーのことです。
    地球内部の温度は、核が約5000~6000℃、地表に向かうにつれて低くなります。
    特に火山地域では、地下に「マグマ溜まり」という高温の熱源があり、これが地熱エネルギーを供給しています。
    この地熱エネルギーを利用することで、地熱発電が可能となります。

  • 地熱発電のメリット

    地熱発電のメリット

    地熱発電は、時間や天候に左右されず、24時間365日発電できるため、設備利用率が高いことが特徴です。
    また、地熱発電はCO2排出量が少なく、環境に優しい再生可能エネルギーです。

  • 発電方法

    発電方法

    地熱発電は、地下にある高温高圧の蒸気や熱水を利用して発電します。


    発電までのプロセス

    1. 地表で降った雨が地下に浸透。

    2. マグマ溜まりの熱で加熱された地下水が高温の蒸気や熱水となり、地熱貯留層に溜まる。

    3. 井戸を掘り、高温高圧の蒸気や熱水を取り出してタービンを回して発電。

    4. 使用後の熱水は再び地下に戻される。

  • 日本の地熱発電所

    日本の地熱発電所

    日本には現在、70か所以上の地熱発電所が稼働しています。
    これらの発電所は、特に火山活動が活発な東北地方や九州地方に集中しています。

  • 世界の地熱発電所

    世界の地熱発電所

    地熱発電は世界各地で行われており、特に環太平洋造山帯の周辺地域に地熱資源国が集まっています。
    主要な地熱資源国には、アメリカ、インドネシア、日本が含まれます。
    日本は地熱資源量で世界第3位ですが、設置容量ではまだ潜在能力を十分に活かしきれていない状況です。

  • 日本の地熱発電の現状

    日本の地熱発電の現状

    日本は世界有数の地熱資源大国でありながら、その潜在能力を十分に活用できていません。
    地熱発電所の開発には多くの課題があり、特に初期調査から運用までに10年以上の時間を要することが多いです。
    しかし、政府は2030年までに地熱発電の出力を約150万kWにする目標を掲げ、開発を進めています。

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