8月8日(月)NHK NEWS WEBの特集欄で熊本県小国町にある旅館山翠と共同で立ち上げた「山翠パワー地熱発電所」が紹介されました。
記事の中では、「発電した200世帯分の電力は、クリーンエネルギーとして福岡市のマンションに供給されている。日本での地熱発電の歴史は長いが、その開発地はどうしても温泉地と近くなり、掘削をしたり蒸気を取り出したりすることで温泉の湯量が減ってしまうなどの影響を懸念し、開発業者と温泉組合が対立する構図が各地で起きてきた。その後、温泉の湧出量や温度をデジタル管理し、温泉に影響が出ていないかどうかを地域全体でモニタリングするシステムを導入したことで、いまは町の住民全員が賛成している。今回は、もともと温泉宿で使っていた温泉を活用した新しい発電方法であるバイナリー発電が導入され、注目されている」という趣旨の内容が掲載されました。
山翠パワー地熱発電所では、既存の”温泉設備”を活用して発電を行っています。バイナリー発電の技術により、温度が低い熱水でも再生可能エネルギー電力を生み出せるため、現在、全国各地で拡がりを見せています。