2021年5月19日(水)わいた第2発電所の4号生産井の掘削が完了し、噴気を確認しました。今後、発電所の開設・運用に向けてデータ採取のための噴気試験および坑井試験を別途実施してまいります。
地熱発電は温室効果ガスを出さない再生可能エネルギーとして注目を集めています。天候任せ、気候任せにならず24時間365日、安定的に電力供給が可能ですがポテンシャルを発揮し切れていません。
地熱探査はなぜ難しいのでしょうか。
一般的な石油・ガスの地層は、採取できるポイントが基本的に水平で広範囲に広がっているため、地表の探査で地層を特定すれば、比較的容易に資源を得ることができます。一方で、地熱貯留層は採取できるポイントが垂直で範囲が狭く、また地中の亀裂の状況や水脈の有無によって蒸気が噴気するか否かが変わります。そのため、石油・ガスの採掘と比較して、探査段階で正確なポイントを特定することが難しく、新規参入のハードルとなっています。
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