5月30日(月)電波新聞にて、熊本県小国町にある旅館山翠と共同で立ち上げた「山翠パワー地熱発電所」が紹介されました。山翠パワー地熱発電所では、既存の”温泉設備”を活用して発電を行っています。バイナリー発電の技術により、温度が低い熱水でも再生可能エネルギー電力を生み出せるため、現在、全国各地で拡がりを見せています。
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電波新聞
異業種参入含め、様々なプレーヤーが地熱発電に挑戦していますが、未だ日本の地熱発電のポテンシャルに比べれば極めて低い導入状況にあるといわざるをません。地熱発電は、24時間、365日発電することが可能であり、地下3kmまでのエリアで現在の電力の総発電量の55%、さらに地下5〜10kmまでのエリアでその2倍以上の発電ポテンシャルがあるとされています。(IPCC:気候変動に関する政府間パネル)
そのため、地熱発電が拡大すれば、世界と日本のエネルギー事情や気候変動問題に革命的な変化がもたらされることになります。