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NEDOが公募する水素製造・利活用の事業可能性調査にかかる委託事業に協力事業者として参画決定

当社は、関西電力株式会社が代表事業者として採択されたNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募する、水素製造・利活用の事業可能性調査にかかる委託事業に協力事業者として参画する運びとなりました。2022年度中に水素製造から利活用までトータルでの水素事業モデル構築を目指してまいります。

これまで、当社は地熱発電×地域創生を掲げ、利用し切れていない蒸気や熱水を更に有効活用することを構想してきました。今回は、7年間に渡る地熱発電所の運営実績、生産井の掘削実績、系統等の制約により電力として活用しきれていない地熱エネルギーを保有する地域と一体となって事業に取り組んでいることなどが評価され協力会社に選定されました。

▼関西電力のプレスリリースはこちら
水素製造から利活用までトータルでの事業モデル調査を実施
~兵庫県・熊本県での2事業がNEDO委託事業に採択~

■本事業の概要について

熊本県阿蘇郡小国町おぐにまちにおける未利用地熱エネルギーを活用した水素製造・利活用に関する調査

発電等に利用されていない地熱エネルギー※2を水素製造に活用することにより、安定的・安価なグリーン水素※3製造システムの構築を検討します。

また、小国町および周辺地域の産業や、災害時の電力供給など小国町の地域レジリエンス向上への水素利活用について調査し、エネルギーの地産地消拡大等につながるモデル構築を目指します。

※2:送配電線への接続等の制約により、発電に活用出来ない地熱エネルギー
※3:再生可能エネルギー由来の電力を用い、水電解により製造する水素

■本事業における当社の役割

当社は、わいた地熱発電所とその周辺地域の未利用地熱情報、わいた地熱発電所運転記録、熱源(生産井)など、実現可能性調査の実施に必要な情報の提供、地権者、地元自治体との連携協力を担います。

NEDO 公募事業名称「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」
実施目的水素の製造から利活用までトータルでの水素事業モデル構築
実施期間2022年度(2022年6月~2023年3月)
実施場所熊本県阿蘇郡小国町および周辺地域
実施体制代表事業者:関西電力株式会社
共同提案者:関電プラント株式会社
      東芝エネルギーシステムズ株式会社
      岩谷産業株式会社
協力事業者:合同会社わいた会
      ふるさと熱電株式会社
協力自治体:小国町
実施概要・未利用地熱エネルギーを活用した安定的、安価なグリーン水素製造にかかる調査
・小国町および周辺地域の産業等での水素利活用調査
・小国町のレジリエンス向上につながる水素利活用検討

■事業イメージ

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